Chronicle

豊郷 - Toyosato

 

「豊郷町のヴォーリズ建築」というと豊郷小学校。仕事をほったらかし近江鉄道を乗り継いで行ってきました。

2002年に当時の大野和三郎豊里町長(現在は滋賀県会議員)が建物の破壊を強硬に主張し、一部を重機で破壊したことがセンセーショナルに取り上げられ、文化財建造物の保存運動の象徴となりました。この騒動そのものは非常にひどいものですが、この事件がきっかけでギンセイシャが設立されたわけなので、お礼を申し上げるべきなのかもしれません。

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白浜美術館 - Shirahama museum

半分リゾート・半分ライフワークの感覚で、町営白浜美術館に行ってきました。
この美術館は昭和30年代に建てられた「性」をテーマにした美術館で、当時インドから直接買いつけてきたというオブジェがたくさん。また、白浜のことを調べているとよく出てくるのが黄秋茂氏という台湾人。この方は戦後白浜でリゾートホテルを経営していて、「第二の故郷」白浜に対して数多くの寄付を行っております。このあたりのことは、ぼくが以前書いた黄秋茂氏の短い記事もあわせてご覧ください

 

ところでこの美術館にはたくさんの猫が棲んでいます。猫好きの方にはたまらない場所かもしれませんが、アレルギーをお持ちの方はお気をつけください。

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大木へ - to Ohgi

 

仕事で泉佐野市大木地区に行ってきました。

泉佐野市東部、犬鳴山温泉の近くにあるさほど大きくない集落ですが、16世紀初頭に九条政基がこの地に居住し(居住するに至った理由はかなりきなくさいものだったようです)この地に関する詳細な記録を残したことや、中世荘園にまつわるさまざまなものが残されていることから、近年、文化庁の重要文化的景観に選定された地区です。

 

 

泉佐野市民から見るとこの地区はとても離れたところにあるのですが、和歌山県紀の川市民から見るとこの地域は結構車で通るところにあって、結構身近です。

そういえば少し前、京奈和自動車道の協議会で泉佐野市・紀の川市をつなぐ京奈和自動車道短絡ルートの建設要望が出されていたのを思い出しました。

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LGBTのための関西観光ガイドブック - buenos aires
 4月に入ってから仕事がとても忙しくなりました。恒常的に更新が遅れていることをお許しください。
 さて、わたくしども銀聲舎では、このたび大阪府に本拠を置くLGBT団体その他と連携して「LGBTのための関西観光ガイドブック」の刊行に着手することとなりました。外国人観光客を対象とするため、全文英語です(ただし、ぼくは英語がまったくできません。それでも英語です(きっぱり))。
 プロジェクト名は「ブエノスアイレス」としました。関西の自然・風土を「綺麗な空気」という意味であらわしたことと、1990年代に上映されたLGBTをテーマとした映画「ブエノスアイレス」をかけたものです。関西のどこを取り上げるかということで、ああでもないこうでもないと意見を出しあった結果、候補に挙げたものは以下の4ヶ所で、もう少し取り上げる予定です。
 ところで銀聲舎の編集会議は少し変わっていて、いくつかの案をその場で挙げていただくのですが、最初のうちに挙げた数案についてはだいたいはねてしまいます。「ありきたりのものは外す」という観点です。

「浄瑠璃の島」−兵庫県洲本市・南あわじ市
「ルート・ダルジャン(銀の道)」−兵庫県朝来市
「罪の古代史」−和歌山県御坊市
「湖国の芸術」−滋賀県近江八幡市
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トークイベント - talk event
 ここ数年の和歌山は「農」をテーマに攻めのまちづくりを行っている印象があります。
 4月23日ぶらくり丁にオープンした「almo」は、和歌山県内の農家による無農薬野菜を扱った野菜スイーツのショップで、ショップ2階に併設されているカフェ&ギャラリーでは、こけら落としとして「翼」をテーマにしたグループ展が行われています。
 初日、アーティストトークの司会をつとめました。テーマは「このまちになくてはならない存在」。アートイベントで重要なものはなにか。つくる人や支える人だけではなく、鑑賞者もなくてはならない存在であることをこのトークイベントで伝えようとしました。
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「廿一世紀和歌山市鳥瞰図」贈呈式 - presentation ceremony


 2016年3月26日「廿一世紀和歌山市鳥瞰図」の贈呈式が和歌山市民会館で行われました。この鳥瞰図は、銀聲舎が「和歌山市民のための和歌山文化遺産かるた - nagusa tobe(ナグサトベ)」とともに制作したものです。鳥瞰図の作者であるYasuko Moriuma氏は和歌山市民会館館長より感謝状の贈呈を受け、式終了後、プレスや来場者に対して作品解説を行いました。このあと、和歌浦の「あきら」で小さな昼食会を行いました。
 鳥瞰図データの一般配布も行っており、ポスター利用・商業利用も可能です。

 これでわたくしどものの大きな活動も一段落です。でもあと数日で新年度がはじまります。何もかもが変わる新年度。嗚呼、新年度。
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市報わかやま - wakayama city monthly report


 気がつけば桃の節句。わずかながらあたたかくなってきました。
 2016年3月の「市報わかやま(和歌山市で発行されている市報)」の表紙は、先日わたくしどもが制作した「和歌山市民のための和歌山文化遺産カルタ−ナグサトベ」を使った「かるた大会」でした。このイベントが行われた日は仕事で参加できませんでしたが、市報の表紙になると思っていませんでしたので、配られてきたときにかなりびっくりした次第です。
 ナグサトベの現物は、2016年3月12日より和歌山市民会館にて先着400名様に無料配布されますので、ご入用の方は、市民会館まで足を運んでみてくださいね。
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貝塚まちなかアートミュージアムを監修する - supervision


 わたくしは、2013年度・2014年度において貝塚市立山手地区公民館及び貝塚まちなかアートミュージアム実行委員会が主催する「貝塚まちなかアートミュージアム2014」を監修しました。この催しは2014年11月21日から11月30日にかけて大阪府貝塚市で開催された現代アートをテーマにしたイベントです。会場は奈良時代に創建された水間寺を中心に9ヶ所で行われ、全国各地から総勢20名のアーティストが参加しました。その図録が先日完成しましたが、とても美しい出来栄えでした。



 「貝塚まちなかアートミュージアム2014」には、他のアートイベントにない大きな特徴があります。それは、この事業は単なるアートイベントではなく、公民館による社会教育事業として企画されたことです。公民館は、文部科学省の補助を活用しながら、「現代美術」「デザイン」「アートを活用した地域活性化」といったテーマの講座を市民に提供したわけですが、この講座の受講者によって実行委員会が組織され、「貝塚まちなかアートミュージアム2014」が実施されたというわけです。わたくしの仕事は、その趣旨に沿うように催しをカスタマイズし、最終目標を設定しました。市民で構成される実行委員会が2016年に再び開催したいと思わせるようにすることです。
 実行委員会は、イベントの運営はもちろん、募金活動からロゴマークのデザインに至るまで、さまざまな作業に携わりました。苦労したと思いますが、ひとりひとりがアートとはなにかを考え、自らの住む場所を良くするためにできることを行動するきっかけになったと信じています。


 今後、「貝塚まちなかアートミュージアム」は2年ごとにビエンナーレ形式として、次回は今年秋、つまり2016年秋に開催されます。アートの力によって大阪府貝塚市の美しい風土がどのようにプロデュースされていくのか、今から心待ちにしています。それでは、今年もよろしくお願いします。
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「ミシオン・セラミカ」をプロデュース - produce "Mision Ceramica”
 あけましておめでとうございます。皆様におかれましては旧年中は大変お世話になりました。今年もひきつづき、お引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

 2015年のぼくは、スペイン現代陶芸と日本の交流芸術祭「ミシオン・セラミカ」和歌山市民のための和歌山文化遺産かるた・ナグサトベの制作プロジェクトを企画しておりました。2015年は和歌山で国民体育大会が開催されたことから、普段県内で仕事をしないぼくも和歌山で企画を実施するはこびとなったのですが、ぼくの体調不良もあり、なかなかことは進まず、ようやくこれらの企画について語る時間が生まれました。
 ぼく自身の仕事は、どちらかというとプロジェクトをペーパーに落としこむことが中心で、実際に企画を実施することはあまりありません。いわば「机上の企画」に過ぎないのですが、机上の企画が空論にならないようにするためにさまざまな「技」を駆使していくこととなります。
 机上の企画を行ううえでとても重要なことがあります。それは、予算や人員、タイムスケジュールといった規模を比較的正確にイメージしたうえで、その範囲内で最大の効果が得られるようなかたちを目指していくことです。もっとも、この作業は意外と難しく、規模は現状のままなのに、机上の企画だけが膨らんでいくことがしょっちゅうです。膨らんでしまった企画をなんとか消化するために、少ない予算や人員の割き方でヒーヒー言っている企画が多くみられるわけですが、一回だけの企画であればそれはそれで「いい思い出」になっても、それが持続可能かと問われると答えに難しいところがあります。

 

 さて、スペイン現代陶芸と日本の交流芸術祭「ミシオン・セラミカ」の場合、「現代陶芸」という比較的難しいテーマのイベントですが、和歌山信愛女子短期大学の井澤正憲氏の企画を中心に、相互の手持ち企画や県内外で行われている企画を「ミシオン・セラミカ」というプロジェクトのなかに載せこんでいくこととなりました。
 予算や人員の上限、そして作家の来日スケジュールが事前に決まっていたので、その範囲でどこまでやるかがポイントでしたが(決算その他は2016年10月の銀聲舎の年次資料で報告します)、予算については和歌山県からバックアップを受けることができたこと、企画についても県内外の多くの企画と相互協力ができたことはぼくにとってラッキーでした。
 7月中旬から9月下旬までの催しでしたが、11月下旬にはカタログも無事完成のはこびとなり、課題もありましたが、作業工程はほぼ順調で、規模も妥当なサイズの企画だったと思います。
 もっとも、この企画は(この企画に限らずすべての企画は)多くの方々の有形無形のご尽力によって初めて成り立ったもので、ぼくの力量だけでなんとかなるというものでは決してありません。ただ、先ほども述べましたが、予算や人員、タイムスケジュールといった規模を比較的正確にイメージしたうえで、その範囲内で最大の効果が得られるようなかたちを目指していくプロデューサーの存在は重要です。(続く)
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和歌山市民のための和歌山文化遺産かるた - nagusa tobe


 今年の年末は、ぼろぼろ・ずたずたになりながらも、報告書を出したり、納品を切ったり、とにかく書類仕事だけはなんとかカタがつきました。
 和歌山市の名所名物を扱った「ご当地かるた」がついに完成しました。2014年2月に刊行した「和歌山市民のための和歌山観光ガイドブック - fallin'land(フォーリンランド)」の続編にあたる「和歌山市民のための和歌山文化遺産かるた - nagusa tobe(ナグサトベ)」です。詳しくはダウンロードしてご覧いただければと思いますが、とにかく「和歌山市」づくしの内容です
 このかるたの制作にあたっては、和歌山市民会館の皆さん、和歌山大学「教養の森」センターの天野先生はじめ和歌山大学の学生さんをはじめ、その他40名近くの協力・協働によるもので、実物は和歌山市民会館が開催する「かるたイベント」などで入手できますが、インターネットのウェブサイトからダウンロードすることもできます。
 このかるたで実際に遊んでみたのですが、かるたとして遊ぶよりも、「神経衰弱(メチャクチャ難しい!)」や「坊主めくり(「ひ」の札が坊主になります)」として遊ぶほうが楽しいかもしれません。
 ぼくはYasuko Moriumaさんの渾身の力作「廿一世紀和歌山市鳥瞰図」の上に当てはめて置いてみたのですが、相性はぴったりでした。
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